キョン!鑑賞会をするわよ!!!!

ハルヒキョン、鑑賞会をするわよ!」

キョン「鑑賞会?」

ハルヒ「そうよ、自分の推しジャンルの円盤を持ってパセラに集合しなさい」

キョン「推しジャンルってなんだ?」

ハルヒ「というわけでパセラについたわ!!」

キョン「どうなってんだ」

ハルヒ「まずは私からね!黒澤映画の歴史を順に辿っていくわ」

キョン「長い!!とても普通の女子高生のする選択と思えないな」

ハルヒ「古泉君の仏像コレクションに比べたら普通よ」

キョン「どうやって鑑賞会する気なんだそれ」

小野D「心の眼で見るのです…」

キョン「やれやれ」

ハルヒ「やれやれ言っとけばキョンっぽくなると思ってんでしょ」

みかわ「この寸劇まだ続くの?」

 

完 話休題

 

 

 

突然の00年代よろしくのSSにみんなこいつは頭がおかしいのかと思ったかもしれませんがもう5年近く頭はおかしいのでもはや通常運転です。安心してください。タイトルをああした以上ネタをせねばと思ったのですがそもそもハルヒは憂鬱と消失とにょろーんちゅるやさんしか履修したことないしやめどころがわからなかっただけです。

 

改めましてこんばんは。みかわです。この記事はゆかりっく Advent Calendar 2019 - Adventar3日目に該当します。前日の記事はぷるおくんの

「ガール・カフェ・ガン」がやばい話 - ぷるぷる雑記です。

ぷるおくんにナイスパス!を受けたのでもうキョンハルの寸劇からムリヤリやまとなでしこの話に捻じ曲げようかと思ったんですけどそんな文才はなかったので素直に予定通りの記事を書こうかと思います、ヘイボーイ、無茶ぶりだぜ。

 

さてはて。

 

皆さんは鑑賞会したことありますか?

 

僕は………あります!!!

鑑賞会と一口に言っても同好の士と好きなものを見あったり、バラバラな趣味のものを布教しあったり、さまざまであります。

僕が9月に後者を行ってきて非常に楽しかったので、今回は布教(周知)を目的とする鑑賞会について、どうという話じゃないんですけど僕が人にものを薦める時に心がけてることをだらっと書いていこうと思います

まああまり布教は得意じゃないんですけど。だいじょうぶだいじょうぶ、これさえ守ればみんなヴァイオレット・エヴァーガーデンを見てくれたから。だてに二桁に見せてないから。気軽に広めよう、ゆかりん

 

1.見せるものは最小限に!

 

全部を見せようとしないでください。厳選をちゃんとしてください。

ああ、あれもいい、これもいい、俺の推しの話を聞けェ~~!

オタクなら当然だね。しかし二兎追うものは一兎をも得ず。

心を鬼にして 自分に打ち克ち 必要最低限のものだけを観賞会の場に持ち込みましょう。

ライブ映像なら30~60分以内に収められるのが吉です。

大丈夫、アーティスト側は普段フェスという場でだいたい15~30分の間にこれをやってのけているわけです。それの倍は時間があるわけですから、たくさんアピールできるわけです。プロデューサー気分で厳選していきましょう。

大前提として布教相手はこちらのカードに興味がないということを肝に銘じ、大衆性をベースに時には布教相手の好みも加味して準備をしていきましょう。勝負は準備の時から始まっています。段取り8割。

 

間違えても好きなアニメを一夜漬け貫徹で4クール分見せるみたいなことしちゃダメなんですよ、え、そんなことするオタクいるんですか?こわ……

 

 

 

2.自分を殺せ!~自分の常識他人の非常識~

 

自分の気持ちを抑えてください。キモいです。

あなたが普通だと思っている界隈の常識はすべて非常識なので一度頭をリセットしてください。現場は集団幻覚を見せられている場であり、鑑賞会会場は現場ではありません。

 

そして逐一「異常に見えるかもしれませんが我々の界隈では常識です」ときちんと周知しましょう。もし相手のノリが良く、こちらのコールにレスポンスを返したり従順にもしたがってくれたりするならば、非常識ですが楽しいですよね?!と繰り返し言いましょう。この時あなたは必要以上に笑顔であるべきです。相手の脳は楽しいことなんだと錯覚するでしょう。これを洗脳と人は呼びます。

 

3.自分を殺せ!~ボクはキモオタのピエロ~

 

あなたは推しを布教するためのピエロです。

キモいくらい推しへの気持ちを表現してください。

現場やツイッターでの俺はリミッターが外れていていろいろ解放されているからリアルで出すのはちょっと恥ずかしいよ…。わかる。わかるけれど君の羞恥心はこの場において無用の長物です。トイレに流して異世界に飛ばそう。

一人しかいないのに全力でコール、あっすごい、周りから戸惑いの目……わかる。そういうこともある。しかしそれでもキモオタであり続けてください。

 

あなたがコンテンツになるのです!

 

鑑賞会で布教を受けてくれている相手は布教物に興味があってやってきてくれたのではありません、あなたと知り合いだからその場にいるのです。

 

そこにあるコンテンツはあなたが布教したいものでありません。

好きなものを布教しにきたあなたがコンテンツとなっているのです。

 

めいっぱい自分を解放してキモさをさらけ出してコンテンツになりましょう。

 

2項目目と相反しとるやんけ!と思うかもしれませんがどちらも同時に必要なのです。

冷静さと情熱を兼ね合わせた者が、会場の心を捕らえるのです。

 

4.好きになってもらおうとするな

 

これが一番大事。

こういうものが世には存在しているということを周知することが一番の目的であります。

 

個人的に人にものを薦めるのが得意でない理由は、自分がものを薦められたときに感じる「好きにならなきゃいけないのかも」というプレッシャーにあるんですよね。

 

そらアピールする側は自分が面白いと思っていてもっといろんな人に好きになってほしくて布教に至っているんですから、その下心は持っていて当然だとは思うんですが、その下心は相手には全く関係ないものなので、そもそも好きになってほしいという押し付けはハナから捨てておくのが得策。

 

「この世で一番うまいメシがあるからお前も食えよ!」って言われるよりも、

「俺が今一番好きなメシ、お前と一緒に食べたいんだ」って言われるほうが気が楽。

 

大丈夫、いままでの手順を踏んでいれば好感度はすでにバリ3状態なので。

好きになってもらおうと思わなくても、嫌いではない新しい何かになっていますよ。

 

5.まとめ

 

周知を目的とした鑑賞会において一番必要なことを記して最後といたしましょう。

それは…

 

何事も笑って共有してくれる友人。

 

プライスレス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっとだけ続くんじゃよ。てなわけで。

 

構成考えずに勢いで書いてるからだらだらしゃべるんですけど、振り出しに戻ってイーコスちゃんとアイリーンちゃんヤバないっすか、ガルカフェにはガンガンやっちゃってほしいんですよね。

っていうか、そういう、そういう小出しなのもいいけどガツンとストーリーもよこしてくれ、頼むわ、マジで。ストーリーとかあるゲームなのかよく知らんけども。いまや我々には運営にもぐりこんだオタクによる職権乱用しか残されていないのだ。

 

あ、やまとなでしこ(田村さんと堀江さんのユニット)の話です。まあいまやも何も10年前に飴色紅茶館歓談が出たときからずっとそうなんですけども。何も状況は変わっていませんよ。ていうか飴色紅茶館歓談10年前ってマジっすか……。

 

あ、飴色紅茶館歓談っていうのは百合姫で一昔前連載されていた百合漫画なんですけどコミックス特典ドラマCD文化もそろそろ下火という時代に突如“本編に出てきたことがない新キャラがメイン”のドラマCDを特典につけたトンチキ漫画のことです。まあ話の流れで察してもらえるかとは思いますがその新キャラが田村さんと堀江さんで、作者は二人のオタクだというそういう話だ。百合として普通にかわいいカプ話なので百合好きなら聞いといたほうがいいですよ、ちなみに本来の主人公は水樹奈々とゆかなです。この二人差し置いて新キャラをメインに据えるな。んでこのドラマCDに毎度よろしくの収録後キャストトークも入っててそれがまたかわいいんですよね、はしゃいでるわけではないんですが小競り合いをしているところとか、なんか脱なこっぽくて。

 

あ、脱なこっていうのは「脱!やまとなでしこ宣言!」のことで、僕が勝手にそう略してるだけなんですが、これはやまなこが現役だったころにやってたネットラジオのことですね。あまりにもグダグダなので人に勧めることなんてないんですけど、これはこれで面白いしかわいいんですよ。あとすんごい時代を感じる。田村さんがカマトトかましてたり(これはいまもだけど)、ノーガード戦法だったり。堀江さんは今とあんま変わんないです。あの人すげぇよ…不変なんだもん………。とにかく周りの人ひっくるめてずっとわちゃわちゃしててひたすらに仲良いです。この時のみんなで遊んでたエピソードとかが5年後になってもかしましらじおの中で話題に上がってきたりするところが、リップサービスとかじゃなくほんとのプライベートだったんだなぁって感じですごく好きなんですよ…。

 

あ、かしましらじおがどんな番組かというとアニメ「かしまし~ガールミーツガール~」を大フューチャーした番組です。どんな作品かといいますと性別が変わってしまった元男の子“はずむ”と二人のヒロイン“やすな”と“とまり”が繰り広げるドキドキ青春ラブストーリー。順に植田佳奈堀江由衣田村ゆかりです。この番組、すんごいお勧めで聞きやすいのはもちろんなんですけど、番組当初は佳奈ちゃんとまだ知り合ったばかりで距離感が遠いことによってやまなこの近さがめちゃくちゃ感じられるっていうね、すごい。すごいよ。マジで関係性厨のオタクは全員観測したほうがいい。ほんと二人しか知らんがなみたいな話を佳奈ちゃんの前で(仕事中なのに!)勝手に始めちゃうし、会話の途中途中でいま二人の間でしか話通じてませんけど?みたいな共通言語の多さを見せつけられちゃうんですよね。これゲスト回で新谷良子とか浅野真澄とか来たりするんですけど、わりと当時に各々仲良し声優枠だったと思われるこの新谷浅野組も置いてけぼりで二人で騒いでるんですよ。なにを見せられているんだ?特に浅野ゲスト回はラジオとしてもぐうおもろいので絶対聞いてくれよな。そうそうラジオとして面白いといえば新谷ゲスト回のボイスオーバーコントなんですけど………ん?本編の話よりやまなこの話の方が長い?

 

やだなこれは前述の話を踏まえた布教のデモンストレーションですよ。

 

 

良い例か悪い例かは割愛。

 

 

 

 

 

 

 

さて明日はパワポ先生です。

僕の脈絡のないキャス配信のような記事の次に本格派の人来ちゃうの、しっちゃかめっちゃかだなと自分でも思うんですけど、僕の文章によって記事投稿へのハードルが下がればいいなってなもんなので、気軽に文章クレクレ。わんわん。イヌヌヌワン。

 

それじゃあパワポちゃん、追伸とかでいいので、記事のどこかにやまなこについて言及するところを追加しといてね。みかわくんからのお願いだよ。僕が楽しいからだよ。お願い♡